2014年度は株価が大幅に上昇した結果、運用収益は15兆2922億円、収益率は12.27%になりました。このため年金を管理している年金特別会計には、赤字の穴埋め分として3兆2710億円が支払われています。しかし今年は5兆3098億円の赤字ですから運用益がありません。

 年金の支払いは待ってくれませんから、2015年度には2750億円がやはり穴埋め分として支払われました。昨年度の運用益の残りがあるため、完全なマイナスにはなっていませんが、考えようによっては、運用資金から配当を行うタコ足配当のようなものです。