>>282
減刑嘆願運動が起きているのも、血盟団事件や五一五事件などと同じ。
ただし、暴力は一度肯定し始めるときりがない。

五一五事件でも、海軍の最高権力者の東郷平八郎が死刑を支持し、
山本孝治法務局長も毅然として3被告に死刑を求刑したにも関わらず、
数十万もの減刑嘆願書やマスコミ報道の犯人美化、さらに脅迫状に屈したのか、
禁固刑の判決が出て、命の危険を感じた山本は辞職して故郷の新潟へ逃亡。
(ただし山本は、同郷の山岸宏被告に対しては死刑求刑しなかった点など、全面的に正しかったとまでは言えない)

暴力を一度肯定し始めると、裁判官や検察官に対する脅迫やテロも肯定されるようになり、
裁判官が暗殺を恐れて、正しい判決を下すこともできなくなってしまう。
そして、この甘い判決が、テロ脅迫と減刑嘆願の有効性を世に示し、二二六事件を誘発することとなった。