>>187
ほい、第一生命の分析

2026年春闘の賃上げ率(最終集計)は5.01%と高水準を維持し、毎月勤労統計の実質賃金も2026年入り後はプラス圏に浮上、直近の伸び率は2%に達する。ただし、足元の「実質賃金+2%」はヘッドラインほど強くみるべきではない。
第一に、毎月勤労統計の本系列はサンプル入れ替え等の影響で振れやすい。共通事業所ベースや、全数調査である健康保険の標準報酬月額からみると、基本給の基調的な伸びは2%台半ば程度にとどまるとみられる。
第二に、近年の賃金上昇は「平均値>中央値」の傾向がみられる。特に20~40代では、上位層や下位層の賃金上昇が平均を押し上げる一方、中位層の伸びは相対的に弱い。平均賃金の上昇が、必ずしもボリュームゾーンの実感と一致していない可能性がある。