>>922
結論だけまず言うと、「円安=日本人がろくなものを生産できなくなった」という意見は、一部は事実を突いているが、円安の全体像を説明するには不十分です。
円安は「生産性の低下」だけでなく、金利差・地政学リスク・財政政策・貿易構造の変化など複数の要因が絡み合って起きています。

円安は“生産性の低下”だけでは説明できない(結論)
金利差(日米の利上げペースの違い)が円安の最大要因
→ 日本の実質金利が低く、ドルが高金利で魅力的なため、円が売られやすい。

地政学リスク(中東情勢など)で「有事のドル買い」が起きる
→ 円安が加速。

日本の財政政策への警戒感
→拡張的財政が続くと、円の信認が弱まり円安圧力に。

貿易構造の変化(海外生産・デジタル赤字)
→日本企業が海外で稼ぎ、国内に還流しない構造が円安を招く。

つまり、円安は「日本の生産性が落ちたから」だけではなく、金融・地政学・産業構造の複合現象です。