車中泊でナイフ所持「逮捕まで8時間拘束」薬も飲めず自販機も制限…八王子署に弁護士会が警告 - 弁護士ドットコム

2026年09月15日 16時06分

任意同行した男性を約8時間にわたって警察署内に留め置いたとして、東京弁護士会(石原修会長)は9月14日、警視庁八王子警察署に警告を発表した。

同会は、男性が退去することが事実上不可能な環境におかれたと認定し、「意思決定や行動の自由を侵害するものだ」と指摘。八王子署長に対して、今後二度と同様の行為を行わないよう求めた。


目次
●車中泊でキャンプ用ナイフ所持、銃刀法違反を疑われ
●「退去することが事実上可能な環境にはなかった」
●「意思決定や行動の自由を侵害」と非難


●車中泊でキャンプ用ナイフ所持、銃刀法違反を疑われ

男性は2020年5月13日、駐車場で車中泊をしていた際、車内にキャンプ用のナイフを所持していたところ、巡回中の警察官2人から銃刀法違反の疑いを持たれ、警察署への同行を求められた。

男性は説明すれば誤解は解けると考え、自身の車を運転してパトカーに続く形で任意同行に応じた。

しかし、午後2時36分に警察署に到着してから、午後10時23分に通常逮捕されるまで、約8時間にわたり警察署に留め置かれたという。


●「退去することが事実上可能な環境にはなかった」

東京弁護士会の調査によると、男性に対する取調べは午後2時45分から午後5時49分まで、3時間以上にわたって実施された。

特に問題視されたのはその後の対応だ。

警告書は、取調べ終了後も、男性が「警察官の見張りを受けながら取調室に留め置かれ、持病の薬の服用も認められず、トイレに立ってもそれには警察官が見張り役として同行」したと指摘。

「自動販売機で飲料を購入することすら制限された」状態だったという。

また、逮捕されて留置場に移るまでの間、食事の機会や食事をとってよいとの説明もなかったとされる。

取調室から出て帰宅が可能であるといった説明もなかったという。

東京弁護士会は、こうした状況から(略)

※全文はソースで
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