2015/04/06
大学進学率と非正規雇用の意外な関係性
スイスの研究者が日本の労働市場を読む
https://dhbr.diamond.jp/articles/-/3194
ブリント 我々が注目したのは、在学中のアルバイトです。学生である以上は、当然、パートタイムのアルバイトしかできませんよね。15〜24歳の年齢層における非正規雇用の割合が大きく増加しているのは、このためではないかと考えています。

琴坂 つまり、過去20年程度でより多くの若者が高等教育に進むようになり、大学進学率も伸びたことが若年層の非正規雇用の比率の増加につながったのではないかと。たしかに18歳から22歳前後の若年層の多くが大学に進学し、その大半がアルバイトで生活費を補っていると考えると、その可能性は大いにありそうですね。しかし、他の要因も働いているとは考えられませんか。

ロッタンティ この推測だけで本当に非正規雇用の割合の増加をすべて説明できるのか、当初、我々も懐疑的でした。しかし、よく考えてみれば、学生アルバイトが1人増加することは、単に非正社員が1名増加したことを意味するのではありません。これは同時に、正社員のポテンシャルを持つ者が1名減少しているともいえるのです。そういった意味では、非正規雇用の割合に二重の影響があると言えます。従って大学進学率増加の影響はかなり大きいと考えています。

2022/11/04
高学歴化でも「日本の労働生産性が上がらない」謎
オックスフォード大の教授が指摘、海外との差
https://toyokeizai.net/articles/-/629023?display=b
だが日本ではこの20年、労働生産性も賃金の上昇も生じなかった。なぜか。

ひとつの答えは、非正規雇用の拡大説である。非正規雇用では人的資本の価値(知識・能力)を生かしきれず、低い生産性に留まる。だから労働生産性の上昇に結びつかないという説明だ。

この説は部分的には正しいが、当たらない面もある。2007年から2017年の間に大卒雇用者(四大卒のみ)のうち、非正規職は約30万人増えたが、正規職も50万人以上増えた(下記図参照)。


今の大学進学率は高すぎる
https:
//mao.5ch.net/test/read.cgi/edu/1298415084/