酒といえば焼酎に面白い話がある

焼酎の度数は普通25度と言われているが
九州でも宮崎だけが20度の焼酎も流通している

宮崎市に波島地区と言う、奄美や沖縄から来た人達が作った地域があるんだが
戦後の貧困期、この地区の人達は焼酎の密造で生計を立てており
その焼酎は味が良く安いと言う事で、九州全域に出回っていた
(熱を冷ますゴムの氷のうに入れて運んでいたとか)

業を煮やした国が、宮崎だけに20度の焼酎を酒税落として安く販売した名残りで
宮崎で20度の焼酎が定着したとの事

で、当時警察が密造酒の摘発に来るたびに見張りが「空襲~!」と地域内を叫んで廻り
みんな慌てて酒の壺を近くの崖の穴や庭に埋めていた(周辺は砂の丘で簡単に穴が掘れた)

1990年代終わり、宮崎にフェニックスシーガイアリゾートが出来て
街中とシーガイアを繋ぐ道路が波島地区の脇に通されたんたが
その工事の際に封印された壺が3~4個出てきたらしい
埋めたまま回収忘れてた密造酒(推定40年もの)

密造酒だから販売も出来ずに処分することになったんだが
数人の工事関係者がこっそり飲んだ
…黄金色でトロリとしていて、メチャクチャ美味かったそうな

ばーさまが波島に住んでて、上記は近所の古老から聞いた話なんだが
波島の中心部はほとんど区画整理してないので
あのへんの家の庭掘ったらまだ推定70年ものの芋焼酎が出てくるかもしれん